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平成27年度 春 基本情報技術者試験 【問8】(その2)

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ソフトⅡコース担当 ブログのおにーさまこと高橋です。

平成27年度春期基本情報技術者試験午後問8解説の続きです。問題は、IPAのサイトをご覧ください。

設問2
前回同様、設問2のデータで処理の流れを追うと次のようになります。赤矢印がi、青矢印がjです。

201510081(画像クリックで拡大)

αは、TopとLeftの設定後、i、j、Pivotを設定している部分です。上の図では赤点線で囲まれた部分です。2箇所あるので、2回です。空欄cにはイが入ります。γは、i、jの位置にある2データを入れ替えている部分です。黄色の点線矢印で表している入れ替え部分は4箇所あり、4回です。空欄dにはエが入ります。

設問3
条件を間違えるとどのように振る舞うことになるか、という問題です。この問題も、実際に流れを追うと答えがわかります。

6個の要素すべてが1である場合を考えると次のようになります。

201510082(画像クリックで拡大)

Pivotが1で、iの位置にあるデータも1です。条件に間違えて=を含めているので、iの値は1増え続ける(右へ移動し続ける)ことになり、いずれ配列の範囲を超えます。空欄eはオになります。

配列の要素が1,3,2,4,2,2の場合の流れを追うと次のようになります。

201510083(画像クリックで拡大)

Topが1、Leftが4になって以降、同じ状態が繰り返されることがわかります。つまり、終了しません。空欄fはエになります。

どうでしたか。トレースがしっかりできると解くことのできる問題ですね。トレースは重要です。確実にできるようになっておきましょう。

2015年(平成27年度)春期の解説

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