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平成27年度 秋 基本情報技術者試験 【問6】(その2)

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ソフトⅡコース担当 ブログのおにーさまこと高橋です。

間が空きましたが、今日は、平成27年度秋期基本情報技術者試験午後問6の解説後半です。

前半の補足をちょっと。表2を1週目から埋めると次のようになります。

201602221(画像をクリックで拡大)

問題に9週以降の予測時間が埋められていますが、予測計算は次のようになります。例えばAの場合、8週終了で320時間。この段階で80%の進捗率なので、全体は320÷0.8=400時間、残り時間は400-320=80です。この80時間を9週、10週に40時間ずつで終了します。他のメンバも同じように計算して予測できます。

設問3
第1案では、設計が終わった者からプログラミングに着手するので、終わったところから時間を埋めていきます。次の表の赤字部分です。

201602222(画像をクリックで拡大)

一部は、週途中で設計が終わり、残りの時間をプログラミングに充てることになります。12週で、全員の設計が終わります。この時点で、プログラミングの合計は320時間です。前半より、プログラミングは1040人時であることがわかっています。終了を揃えるため、残り1040-320=720を5人で割ると、720÷5=144時間です。順次埋めていくと、残りの赤字部分になり、16週目でプログラミングが終わります。

第2案では、8週目が終わった時点で設計の分担を見直し、設計の終了が揃うようにします。8週が終わった時点で設計は480時間残っているので、等分に分けると480÷5=96時間です。10週目の途中(16時間)で終了します。プログラミングも等分に分けると、1040÷5=208時間です。順次埋めると、次の表の赤字になります。

201602223(画像をクリックで拡大)

終了は第1案でも第2案でも同じです。解答群アの評価が間違っています。

きちんと表を埋めると、難しくない問題と思います。

2015年(平成27年度)秋期の解説

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