どうも!!グラフィックデザイン学科の担当教員の河田です。
グラフィックデザイン学科は、みなさんが普段目にしているチラシやポスター、パンフレット、パッケージなどの紙(印刷物)のデザインと、スマートフォンやパソコンで見ているWebサイトのデザインなどを勉強する学科です。
単に表面的にカッコイイものを作るだけではなく、お客さんの要望にしっかり答えられる企画などもできるように、日々勉強しています。
グラフィックデザイン学科では、神戸の「塩屋」という町の商店会の方より広告制作の依頼を受けました。
グラフィックデザインの仕事は、依頼主であるお客様と打ち合わせをするところからスタートします。そのお客様の背景や思い、周りの環境なども知っておくと、お客様により良いデザインを提案することができます。
今回は「塩屋」が題材なのですが、学生たちは「塩屋」に行ったことがありません。
行ったことがない町のものを空想でデザインするのはとても難しいので、さっそく、フィールドワークへ出かけました。
塩屋ってどんな町?
塩屋の商店街のスペースにて、塩屋の町の方々とお会いして、打ち合わせを行いました。みんなが知らない「塩屋」に関して詳しく説明をしていただきます。
今回制作する広告は以下の2つ。
- 商店街で行われる抽選会のポスター
- 海岸で行われる子供向けイベントのポスター
これまでの塩屋の町の事、商店街の歴史、海岸で行われるイベントの歴史などを聞きました。
実は、「塩屋」は、この記事を書いている私の生まれ育った町でもあります。実際住んでいる時にはあまり感じなかったのですが、学生たちからは「素敵な町ですね!」と、とても言われました。
塩屋の町を簡単に紹介すると
- 山と海に囲まれた小さな町
- 車も入れない狭い路地がたくさんある
- 階段・坂道だらけ
- 洋館がたくさん残っている
というような町です。よくよく考えてみると神戸の魅力が凝縮された町なのかもしれません。
塩屋の町の魅力を肌で感じる
という事で、さっそくフィールドワーク開始です!
小さい路地が非常に多いです。それもまたこの町の魅力。
ちょうど「こどもの日」が近く、川にはこいのぼりが飾られていました。
坂道もめちゃくちゃ多いです。
海の方にも出てみます。
みんな楽しそう!
帰りは商店街のたこ焼き屋さんでたこ焼きを買って帰ります。
デザインに入る前がとても肝心!
私たちはなるべく学生のうちから、お客様と直接会って打ち合わせをする癖をつけたり、現場に行ってフィールドワークをし、どのようなものをデザインするのかを考えるようにしています。
何も知らない状態でデザインすると、お客様から「なんか違う…」って言われて作り直す何て事も…。
パソコンに向かって何も知らない状態からデザインするより、様々な事を知れば知るほど良いデザインを提案できると考えています。
続きはコチラ
山と海に囲まれた小さな町「塩屋」の広告制作vol.2 卒業生の指導のもとデザイン制作
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