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平成26年度 春 基本情報技術者試験 【問8】(その2)

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ソフトⅡコース担当 ブログのおにーさまこと高橋です。

今回は、前回の平成26年度春期基本情報技術者試験午後問8の残り(設問3)です。

割り当てが特殊な場合を図にしました。

20140602(図をクリックで拡大します)

割り当てがないとき、全体(-∞から+∞)が空き状態になります。このとき、空きリストには1つだけ設定されます。必ず1つは設定されていることは、処理の上で利点になります。空欄fにはアが入ります

すべてが割り当てられているとき、始点を-∞、終点を+∞としているので空きリストには、セル範囲より小さい部分と大きい部分の2つが設定されます。1つ目の要素が{-∞,-1}で終点が-1となっているのは、終点に第1引数から1を引いた値を設定するからです。前回の図で、Alloc(0,1)を実行したときの流れを追うとわかります。空欄hには、イが入ります

一つおきに割り当てたとき、1番空きの個数が多くなります。空きの個数はセル数を2で割った値になります。2で割ったときに切り捨てられて整数値になるので、奇数個であるときを考慮し、2で割る前に1を足しておきます。両端の空き領域のうち、一方はこの値に含まれますが、もう一方は含まれていません。割った値に1を加えた値が、空きリストの個数になります。空欄gには、エが入ります

2014年(平成26年度)春期の解説

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