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平成25年度 秋 基本情報技術者試験 【問6】

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ソフトⅡコース担当 ブログのおにーさまこと高橋です。

今日は平成25年度秋期基本情報技術者試験午後問題、問6の解説です。問題は、IPAのサイトをご覧ください。

設問1
プロジェクト概要(1)より、プログラム本数内訳は、共通プログラム30本、固有プログラム90本です。(6)より、共通プログラムの内部設計後に、固有プログラムの内部設計を行うことがわかっています。以上より、表2の実績本数値、第1週の40の内訳は共通プログラム30、固有プログラム10で、第2週の50は全て固有プログラムです。

201311251
表1の作業計画では、2週間経過時の内部設計の本数は100(50+50)です。進捗率は83%(100÷120×100)です。実績値の本数は90(40+50)で、進捗率は75%(90÷120×100)です。約8%下がっています。空欄aにはイが入ります。
生産性は、プロジェクト概要(5)より、1人時当たりに作成できるプログラム本数で求めます。プロジェクト概要(4)よりプログラム1本当たりの工数は、8人時/本です。計画での内部設計の生産性は、0.125(1÷8)です。
固有プログラムの実績値の生産性は、表2の第2週より0.125(400÷50)です。これは、計画と同じです。第1週の40本の内、固有プログラムは10なので、そのための工数は、第2週と生産性が同じなので80です。つまり、共通プログラムの工数は、第1週の残りの工数300になります。生産性は0.1(300÷30)です。これは、計画の0.125より下がっています。従って空欄bにはアが入ります。
固有プログラムは90本なので、残り30本です。この30本を生産性0.125で行うと、工数は240になります。空欄cにはアが入ります。

設問2
変更後の共通プログラムの工数は240(8×30)、固有プログラムの工数は810(9×90)、計1050です。変更前は表1より1200だったので、その差は150(1200-1050)になります。空欄dにはウが入ります。
プログラム期間を短縮するだけであれば、次の図の計算で各週の本数が計画できます。

201311252空欄eはキになります。

201311253表4の作業計画では、第3週は共通プログラムのみです。工数は80(8×10)になります。第4週の内訳は、共通プログラムが20、固有プログラムが18(38-20)で、工数は322(8×20+9×18)になります。第5週、第6週は固有プログラムのみで、工数は各324(9×36)になります。工数の差は2(324-322)です。空欄fにはアが入ります。

2013年(平成25年度)秋期の解説

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