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平成25年度 秋 基本情報技術者試験 【問5】

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ソフトⅡコース担当 ブログのおにーさまこと高橋です。

今日は平成25年度秋期基本情報技術者試験の合格発表でした。基本情報技術者試験については既に正解が発表されているので自己採点等で予想できてたかと思いますが、結果どうだったでしょうか?

それでは今日は平成25年度秋期基本情報技術者試験午後問題、問5の解説です。問題は、IPAのサイトをご覧ください。

ここでは先に設問2を考えることにします。設問2は、疑似言語のプログラムを制御フローグラフ、つまり流れ図に直しなさいということです。注意すべき点は「N社が採用している分岐網羅の判定条件に関する説明」にある

  • 複数条件は、構成する単独条件を左から右へ順に評価する
  • 複数条件の結果が確定したら、残りの単独条件は評価しない
    • and条件の場合、1つ目の単独条件が偽であれば、2つ目の単独条件を評価しない
    • or条件の場合、1つ目の単独条件が真であれば、2つ目の単独条件を評価しない

です。プログラムを制御フローグラフに直すと次の図のようになります。

201311181

空欄cには③(ア)、空欄dには⑥(エ)、空欄eには⑩(カ)、空欄fには⑧(オ)が入ります。

設問1
設問2の制御フローグラフを流れ図にし、テストケースでの制御の流れを追うと、次の図になります。ここで、赤の矢印がテストケース①での流れ、青の矢印がテストケース②での流れです。

201311182テストケース①ではb<20とd>10の条件を評価していません。テストケース②は全ての条件を評価しています。空欄aにはウ、空欄bにはキが入ります。

設問3
このプログラムでは、2つの単独条件から成る複合条件が含まれています。この場合、最初の単独条件で2つに分岐します。さらに一方が次の単独条件で2つに分岐します。結果、3つに分岐することになります。従って、全ての経路を実行するには3つのテストケースが必要になります。空欄gにはイが入ります。
図3より、エッジ数は17、ノード数は13なので、式に代入すると17-13+2=6となり、空欄hにはオが入ります。

2013年(平成25年度)秋期の解説

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