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平成25年度 春 基本情報技術者試験 【問11】

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ソフトⅡコース担当 ブログのおにーさまこと高橋です。

夏休みもいよいよ残りわずかとなりました。昼夜逆転している人は、そろそろ元に戻しましょう。

今日は平成25年度春期基本情報技術者試験午後問11解説です。問題はIPAのサイトをご覧ください。

最初に、この問題であみだくじの状態をどのように記憶させているのか、簡単な図にしました。次の図です。

201308261

設問1
上の図より、横線はhorizontalLinesに含まれます。プログラムをみると、内部クラス「VerticalLine」のメンバとして「horizontalLines」が宣言されています。その型は、「SortedMap<Double,VerticalLine>」です。つまり、double型の縦位置とVerticalLine型の接続する縦線から構成される要素を持つマップです。解答はウです。

設問2
クラスGhostLegの説明(4)より、GhostLegは縦線の本数を引数とするコンストラクタを持ちます。空欄aの部分以外にコンストラクタがないので、空欄aはコンストラクタになります。イが入ります。
コンストラクタでは、引数で指定した本数の縦線を生成し、verticalLinesに追加するする必要があります。空欄bにはウが入ります。
プログラムをみると、VertualLineのコンストラクタ内で、位置0.0に横線を設定しています。この設定により、traceメソッドであみだくじをたどったとき、最後に位置0.0の横線が必ず見つかります。

201308262つまり、正の数の位置が見つかった時はまだ先があるということです。その場合、繋がっているもう一方の縦線に移動します。従って、空欄cにはイが、空欄dにはウが入ります。

設問3
x1及びx2の値によらず、yの値によって問題の例外を発生させるためには、x1及びx2の値によってIndexOutOfBoundsExceptionが投げられる前に判定を行う必要があります。そのためには、判定をget(x1)を実行する前に行う必要があります。従って空欄eはアです。
横線は0から1の間に設定するので、例外となる条件は0以下か1以上です。空欄fはイです。

2013年(平成25年度)春期の解説

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