スゴ技

平成25年度春基本情報技術者試験【問3】

Blog：IT・情報処理BLOG | 2013.05.20

ソフトⅡコース担当　ブログのおにーさまこと高橋です。

今日、正午に基本情報技術者試験の合格発表が予定されています。単に合格･不合格だけでなく、今後のために点数も確認しておきましょう。

それでは多くの学生が合格していることを願いつつ、平成25年度春期基本情報技術者試験午後問3の解説です。問題はIPAのサイトをご覧ください。

設問1
ポイントの付与･利用は会計時に行うので、会計表にポイントの付与･利用情報を記録しておけば、保有ポイント数･ポイントの履歴を把握することができます。しかし、保有ポイントを参照するためには、それ以前の付与･利用ポイントを集計しなければなりません。そこで、保有ポイント数を別途管理しておけば、参照の都度、集計する必要をなくすことができます。ポイントは会員ごとに保有しているものなので、会員表に現在の保有ポイントを記録しておけば、参照の際には会員表だけを参照すればよくなります。aの空欄にはア、bの空欄にはイが入ります。

設問2
店舗ごとの売上金額は、会計表に記録してある売上金額を合計すれば求まります。延べ来客数は、重複を許しての来客の数（同じ会員でも来店した回数でカウントする）なので、会計表の行数で求まります。会計コード単位の平均会計額は、1回の来店での平均金額なので、会計表に記録してある売上金額の平均で求まります。従って空欄cにはエが入ります。

設問3
日付の最大値とは、日付の最も新しいものを意味します。MAX(会計表.来店日)は最近の来店日を表します。従って、MAX(会計表.来店日)<‘20130101’は最近の来店日が2013年1月1日よりも前、すなわち、2013年1月1日以後来店していないことを表します。解答はイになります。

設問4
会員表の担当美容師が’2008005’であるか、会計表の担当美容師が’2008005’である会員を求めます。この条件では、’2008005’が所属している店舗は関係ありません。空欄dにはアが入ります。