どうも!!グラフィックデザイン学科の担当教員の河田です。
グラフィックデザイン学科は、みなさんが普段目にしているチラシやポスター、パンフレット、パッケージなどの紙(印刷物)のデザインと、スマートフォンやパソコンで見ているWebサイトのデザインなどを勉強する学科です。
単に表面的にカッコイイものを作るだけではなく、お客さんの要望にしっかり答えられる企画などもできるように、日々勉強しています。
様々な体験は将来の役に立つ
グラフィックデザインの仕事というのは、時には、自分とは全く関係のなかったり、興味のないものにも携らなければならないです。
音楽のライブの楽しさを知らない人が、ライブのポスターなどのデザインができますか?作ることができても、気持ちや熱、楽しさが伝わるデザインはできないと思います。
学生には日々、
- YouTubeで動画を見るより実際にライブに行ってほしい
- 家でゲームをするのも良いけど、映画やテーマパークなどにも行ってほしい
- Twitterでコミュニケーションをとるなら実際に会って話してほしい
という事を伝えています。
どんなことでも、色々と経験しておけばおくほど、デザインの引き出しは増えます。そして、生の経験に勝るものはないと思います。
さて、学校では体験できない、非日常を体験・経験しよう!ということで、毎年6月にはグラフィックデザイン学科全員で淡路島へ宿泊研修へ行っています。今回はこの宿泊研修のご紹介です。
宿泊場所が淡路島の理由
毎年、本学科が宿泊しているのが国立淡路青少年交流の家さんです。生活時間などもキッチリと決められている為、研修施設としては最適です。
研修で宿泊できる施設は、他にもたくさんあるのですが、私たちがこの場所を選んだのには理由があります。
これです。
え?ボートに乗ってプカプカ浮かんでるだけに見えるって?
いえいえ、これはカッター研修という、れっきとした研修です。淡路島ではこのカッター研修を受ける事ができます。
このカッター(船)研修での学びは、一緒に乗っている全員と力を合わる必要があるというところです。誰か一人が頑張っても真っ直ぐ前に進むことができない為、助け合う必要があり、他のメンバーと声を掛け合う必要があります。
操縦にはそれなりに技術も必要になってくる為、乗船前にはしっかりとプロの方より指導があります。
最初は中々前に進まないカッターですが、みんなで声を掛け合い、徐々に進むようになってきます。余裕が出てくると青い空・青い海・景色も楽しめるようになります。
浜辺ではキャンプファイヤーを
天気が良ければ浜辺でキャンプファイヤーを行います。
と〜っても景色のいい浜辺で、夕日が沈むのを見て、徐々に暗くなっていく中でのキャンプファイヤーはとても幻想的です。
あまり火を扱う事も日常の中ではないので、火の熱さや明るさを感じられるのも良い経験になります。(ここでも、プロがしっかりと進行と指導をしてくださります。)
最後は火の神の声を聞き、命や家族に感謝を捧げます。
定番の野外炊飯
こちらも定番、野外炊飯。友達同士でご飯を一緒に作って食べる事って、普段の生活の中ではないですよね。みんなの中には「普段包丁あんまり握った事がないんです」なんて子も。
大変な火おこしさえクリアできればみんな楽しく食べられます。今年は焼きそばを作りました。
これまた美味しく出来上がりました!
淡路島の宿泊研修は毎年6月
この淡路島の宿泊研修は毎年6月に行っていて、この研修をきっかけに友達になったという子達も多くいます。毎年終わった後には学生たちがとても良い顔をしています。
皆さんも是非、普段から生(ライブ)の体験というのを意識して生活してみてはいかがでしょうか?きっと将来役に立つはずです!
オフショット
さて、真面目な本文とは別に学生たちの楽しそうなオフショットです。
淡路島への行き帰りの移動はバスで行います。
行きはトランプしたり。
帰りはカラオケしたり。学科のメンバー全員でカラオケに行く機会なんてないので、結構盛り上がります。
食堂は景色が抜群に良い。そしてめちゃくちゃご飯が美味しい!(特に、玉ねぎが美味しいです!さすが淡路島!)
こちらは野外炊飯。みんな美味しく出来上がった様子。
こちらはキャンプファイアー。普段静かな子も羽目を外して楽しんでました。
こちらは室内研修。グループを組み、2日間でアイデアを競います。
最後は2年生がしっかりとオチをつけて、みんなの笑いをかっさらっていきました。
そんなこんなで、研修なんでそれなりに大変やけど楽しい淡路島宿泊研修のご紹介でした!
…あ、そうそう。カッター研修へ出る日の事。
「海に出るし、今日はマリンな感じでボーダーかな」って服を選んで、いざ現場に行ってみると…
祇園先生とダダかぶりでした。
まさかのズボンまで…
※決して合わせた訳ではありません
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