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20歳のときに知っておきたかったこと-What I Wish I Knew When I Was 20-

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20歳のときに知っておきたかったこと-What I Wish I Knew When I Was 20-

3DCGアニメーション学科の教員の源田です。

3DCGアニメーション学科では、3DCGソフトMayaを使ってのモデリング技術習得や、動きをつけるモーション練習、AfterEffectによる動画編集の方法などを、就職に向け日々勉強しています。

20歳のときにしっておきたかったこと

少し古い本になりますが、今春から「共創」カリキュラムがスタートするので紹介いたします。

「20歳のときに知っておきたかったこと」
スタンフォード大学集中講座(2010年)

起業家精神、イノベーション(技術革新)がテーマの本で、著者のティナ・シーリグが当時16歳の息子さんが実家を出る時に、知ってほしかったことをまとめたものです。ですので、この本、「ケーススタディ」が中心で読みやすく、人生を後押ししてくれる内容です。

書籍の帯にもあるように、NHKで番組が組まれていました。(ネット検索するとアーカイブが見れるかと思います)

文字や映像から「事例」を通して既製観念にとらわれない発想がつぎつぎと起こっていることを知ると、勇気が出てきます。ものごとを全く違う”レンズ”で見てみる経験を持つことは意義深いです。私は、本書のメッセージは「世の中のために勇気を持って「異質なこと」をする能力、これは誰もが等しく持ち得るものです」ということだと読みました。

将来が不確実なのは歓迎すべきこと

スタンフォード大学は起業家が集まる”シリコンバレー”の近くにあり、彼女のコースは全米の企業家育成コースの中でもトップクラスの評価を受けています。アントレプラナー(起業家)など関係ないと考える人もいますが、ここに書かれた内容は、不確実でワークシフト(社会変化に伴って、働き方を変えていくこと)が避けられない時代には、誰もが身につけて置くべきだと思います。

邦訳担当の編集者がどこかで語っていました。本書は、”将来が不確実なのは歓迎すべきことでチャンスが増えることを意味する。人生で面白いことは、世界は可能性に満ちていると考えることを自分に許したときに、飛びっきり面白いことが起きる。”というメッセージで貫かれていると。

18分で学ぶクリエイティビティ

さて、著者のティナ・シーリグは、クリエイティビティ(創造的なこと,創造性,独創力)についても言及しています。”創造性=クリエイティビティ”は企業の事業戦略にとって欠かせないものとなり、大きな利益を生み出す原動力となっています。

本校でも、この春から”共創カリキュラム”が始まることは触れました。そこでも創造性は大切「学び」のポイントになります。ティナ・シーリグが語る「18分で学ぶクリエイティビティ」をご紹介します。

(動画内容を書き起こしたサイト)

ここでは、イノベーション・エンジンを構成するものが何かを説明し、もっとクリエイティブになる方法を説明しています。

ポイントは、あまり他人の意見に踊らされるのではなく、自分なりの「異質な方法」をとればいいということかな?

最悪なのは、悩んでしまい、動けなくなることです。

いくつになっても人生は変えられる

仲間を集め、改良を続ける「新しい道」を歩むことができると、クリエイティビティを会得したことになります。
そう、「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したとき、すばらしいことが起きます。いくつになっても人生は変えられるのだということを、改めて教えてもらえた本でした。

そして、この春から私も「新しい一歩」を踏み出します。

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