どうも!!グラフィックデザイン学科の担当教員の河田です。
グラフィックデザイン学科は、みなさんが普段目にしているチラシやポスター、パンフレット、パッケージなどの紙(印刷物)のデザインと、スマートフォンやパソコンで見ているWebサイトのデザインなどを勉強する学科です。
単に表面的にカッコイイものを作るだけではなく、お客さんの要望にしっかり答えられる企画などもできるように、日々勉強しています。
スペシャルオープンキャンパス開催!
今回はみんなの成長をレポートします!
先日、学生たちがスタッフとして先生役を務めた「スペシャルオープンキャンパス」が開かれました。普段は勉強を教えてもらう側の学生たちですが、今回は授業の準備〜実際に高校生に教える所まで、すべてに挑戦してみました。
この日、学生たちが用意していた授業は2種類!
- 紙のデザインの体験授業
「レターセットのデザインをしてみよう!」 - Webのデザインの体験授業
「Webサイトの制作に挑戦してみよう!」
学生スタッフたちがどんな事を考えながら今回のイベントの準備をしてきたかを、インタビュー形式で紹介。前回に引き続き、今回はみんなの成長をレポートします!
Q.今回、先生役になってみて反省点などはありますか?
河田:今日実際に先生役をやってみて、反省点などはあった?
Y君:もうちょっと高校生が実際に触る時間が長くなるように工夫できれば良かったと思っています。今回は少し触るだけで完成系に近づくようにしすぎてしまいました。
コーディング※について説明するのもなんだか難しくて、どう説明したら伝わるか、説明しながら考えると余計ワケが解らなくなってしまいました。
※コーディングとは・・・
制作したデザインをインターネット上で見ることができるようにする簡単なプログラム言語のようなもの。グラフィックデザイン学科ではHTMLやCSSという言語を勉強します。
【Webの体験の授業の準備中の様子。真剣そのものです。】
今回のWebの体験では、Webサイトを見せる為のコーディング※を体験できる授業を準備していました。
Oさん:私は、客観的にみて、体験授業ではコーディングをゴリゴリやるよりも、デザインをやった方が良いのかなぁと、ちょっと思いました。
S君:Webデザインには紙のデザインにはない所である、Web特有の視線の誘導や、解りやすいボタンの配置など、いかに使いやすいWebサイトにするのかという事が重要なので、その説明が必要だと思いました。
「こうするともっと使いやすくなるよね」みたいにできれば良かったのが反省点です。
Q.今回、先生役になってみて気づいた事はありますか?
河田:話は変わって、今日「教える側に立つ」という経験をしてみて、気づいた事とかはありますか?授業の準備も含めて、いざ教えてみるとなると色々とあったと思うんですが、いかが?
S君:特に僕たちのWebの体験授業は、一方的に教えるだけになりすぎるのかなと思いました。紙の体験授業はまだ交流ができていたかと思うのですが。
Hさん:そうですね。私は紙の授業をしましたが、今日は高校生の反応が見えたのがすごく嬉しかったです。画面が変わったら「おぉ〜!」って言ってくれたりとか笑
N君:僕はWebの授業の中で、コーディングを教えている時に説明が止まってしまったんですけど、普段あまり意識せずにやっている事をいざ教えるとなると「なぜそれをそうするのか」というのが、全く知らない人に対して上手く説明できなくて、そこが悔しかったです。
【授業開始直前のみんなの様子】
最後の調整にみんなでバタバタ。でもこれも良い経験ですね!
あとがき〜インタビューを行ってみて〜
高校生のみなさんは、入学前に「自分が入学したらどんな風に過ごすのだろう」と考えますよね。「どんな友達ができるんだろう」とか、不安もあると思います。
実は今回授業を準備したメンバーは、1年生の始めの頃は、あんまりお互いに話をしていませんでした。
学園祭や様々な制作などを通して今は良き友達であり、ライバルになっていると最近感じています。
今回の準備もみんなでワイワイ行っていて、楽しそうでした。
私も学生時代に戻りたい!!
という事で、今回私が印象的だったのは、
「メンバーみんなが協力して今回の体験授業を作り上げていた」
という事でした。
今回のスペシャルオープンキャンパスもそうですが、授業だけではなく、様々な体験を通して、みんなには成長していってもらいたいと思いました。
何事も楽しんだ者勝ち!これからも頑張っていきましょう〜!
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