ゲームソフト分野で2年生を担当している高です。
ゲームソフト分野は「ゲーム業界一直線!」を合言葉に、1年生の時からプログラミングに特化したカリキュラムを実践します。
また、1年次から作品制作に力を入れて取り組みゲーム業界への就職を目指すことになります。
今日は、プログラマを目指すみなさんに、おすすめ作業効率をUPさせるツールをご紹介します。
データの違いを素早く発見するツール
プログラミングは何千行、何万行とコードを書いていくお仕事です。
例え1文字間違っただけでも、うまく動作しない事なんて当たり前です。
学生のみなさんからも毎日のように「うまく動きません……」と相談があります。
大体は経験から予測がついてさっとバグを見つけることができるのですが、そうでないこともあります。
そこで私が普段使っているツールが「WinMerge」です!
2つのソースを見比べて違いを発見するのに役立ちます。
例えば2Dゲームではお馴染みのマップ配列。
AとBの違い見つけられますか?
WinMergeを使えば……
このように違いのある場所をハイライトしてくれます。
これはちょっと極端な例でしたが、こないだ学生に「動きません……」と言われて調べたのがこちら。
元のソースと学生が編集したソースを見比べています。
学生が追加したであろう箇所がわかりますね。
そして違いを見ていくと……
ありました!
追加していけばいいだけなのに、元からあるソースをいじっていました。
変更されていないと思っていたところが間違っているとは。慣れって怖いですね。
このまま編集も出来るので便利ですよ。
1年生ではチーム制作でソースを共有することが多々あろうかと思います。
毎日ソースのバックアップをしっかり取っておき、「バグった! 後戻りしたい! でもどこを編集したかわからない!」となった時などに、過去のソースとマージしてみれば、解決することもありますよ。
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