サウンドクリエイト学科担当の市尾です!
サウンドクリエイト学科では、音楽制作のプロになるための授業を行っています。目指す職種は楽曲制作、音響効果、MAが大きな柱です。他学科や外部企業とのコラボレーションを通じて即社会で活躍できるクリエイターを目指しています。
サウンドクリエイト学科の体験入学に参加したみなさんの多くが、「作曲や編曲が出来るようになれたらなー」と話されます。
楽器を演奏したり、歌を唄ったり、ライブに行ったりと、音楽の楽しみ方はいろいろあって、作曲や編曲もその中のひとつですね。
作曲・編曲以外にできるようになって欲しいこと
音楽制作のソフトが充実し、少し検索すればそのノウハウを知ることができるようになってきましたが、サウンドクリエイト学科に進学したい・ゲーム音楽や広告の音楽を制作したいと考えている方は、作曲・編曲とは別に、あることができるようになって欲しいと思います。
それは「選曲」です。
選曲とはその名の通り、さまざまな場面でバックに流すのに相応しい曲を選ぶ事です。
放送業界では曲や効果音を選ぶことが、最初の仕事だったりします。
これがなぜ大事かというと、たとえば何かに追われているシーンでは「何が」「どんな風に」追ってきているかによって、使われる曲が違ってくるのです。
- ひときわ大きな巨人がゆっくりと
- ゾンビが集団で足早に
巨人やゾンビに対して「あ、あの作品!」というイメージがあるとしめたもので、その作品のBGMを使用すれば作品を観た人もそれを思い出してくれます。
(他の作品の力を借りるというのはちょっとズルいですが)
また、それを繰り返すことで、「このシーンにはこういう楽器やジャンル」という定番のフレーズや音色がわかってきて、自分が作曲・編曲する際に役立つというわけです。
結果的にいろいろなジャンルの音楽を聴くことになり、編曲技能の幅が広がります。
音楽の表現方法はまったく変わりますが、クラブのDJはリアルタイムで選曲を披露しているといえますね。
作曲・編曲を学びたい人、すでに学んでいる人は、ぜひ「選曲」という視点で、音楽を聴いてみてください!
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