
みなさん、こんにちは。
情報ビジネス学科担当教員の前田です。
情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。
インターンシップ(就業体験)とは?
今回は、情報ビジネス学科1年生が参加しているインターンシップ(就業体験)についてご報告したいと思います。学生たちは7/21より夏休み期間となりました(~8/31まで)。もちろんゆっくりとした時間を過ごすことも大切ですが、情報ビジネス学科ではこの長期休みの期間を利用して多くの学生たちが各企業が実施するインターンシップに参加しています。
インターンシップとは学生が実際に仕事を体験する制度のことで、実際の業務や職場体験を通じて、業務内容や職場の理解を深めることを目的として多くの企業が実施しています。情報ビジネス学科1年生は、夏休みのインターンシップ参加をスムーズに行うため、6月に企業主催のインターンシップ説明会に参加してきました。
インターンシップが就職選考の場に!?
国はインターンシップはあくまでも学生のキャリア形成の機会であり、就職選考に影響しないとの立場ですが、実際には早期選考の場になっています。今回参加したインターンシップ説明会でも、”採用の裏側教えます”と称した採用担当者の本音トークを聞ける場面があったのですが、インターンシップでも優秀な学生には目を光らせているとの回答がありました。
(注):政府は、インターンシップに参加した学生の評価を企業が採用選考に使うことに関し、条件付きで認める方針を決めています。文部科学省や経済産業省などが文書で確認。2024年度の卒業生から適用されるとのこと。
新入社員の3割が3年以内に離職!?
近年は、新入社員の3割が3年以内に離職しているそうです。入社してから「思っていたのと違う!?」と悔やむ例も多くなってきています。私自身も企業の人事担当者とお話をさせていただく機会がありますが、入社後の早期離職に悩んでいる企業も多いと感じます。
学生と企業のミスマッチをなくす取り組みを!
情報ビジネス学科では、地域貢献活動として、企業の採用力強化プロジェクトを例年実施し、学生と企業のミスマッチをなくす取り組みをしています。企業様に向けて学生が入社後に働く姿をイメージできるよう、企業の業績や待遇の良さをアピールするだけでなく、仕事の厳しさや苦労も伝えて欲しいといった提案が学生たちから出ていました。これらの取り組みが神戸新聞に掲載されたこともあります。学生と企業の良き橋渡しができればと思います。
※以下の写真は新型コロナウイルス流行前に実施したものです
神戸新聞(2020.1.31)掲載
納得のいく就職活動を!
情報ビジネス学科では、1年生が夏休みに入る前にキャリアセンターと連携して、職務適性テスト、SPI(多くの企業の採用選考で利用されている適性検査)テストの実施、就活用証明写真撮影などを実施してきました。
夏休みが明けると履歴書の作成や就職面接対策など就職活動が本格化してきます。会社の規模や知名度に惹かれ、就職先を選ぶ学生もいますが、地域に密着した優良企業もたくさんあります。そうした企業のインターンシップにも積極的に参加し、仕事の実態や自身の適性を見定め、どんな職に就きたいのかを幅広い観点から考えて欲しいと思っています。では、また。
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