How To 就活

LIFE SHIFT 人生100年時代のリカレント教育~学び直しの必要性~

Blog:あったかビジネス・事務・営業・販売BLOG |

LIFE SHIFT 人生100年時代のリカレント教育~学び直しの必要性~

みなさん、こんにちは。
情報ビジネス学科担当教員の前田です。

情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略

高校生の皆さんは「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」をご存知でしょうか?
「LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略」という本が東洋経済新報社より2016年に発売され話題となったのでご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。

image1

厚生労働省の発表では2016年の日本人の平均寿命が

  • 男性80.98
  • 女性87.14歳です。

これでもすごい長寿大国だと思うのですが、100歳まで生きる時代が迫っているとは驚きです。

「100歳まで生きることができて嬉しい!」という声も聞こえそうですが、逆に言えば100歳までの人生戦略が必要になります。長期に渡る人生設計をしなくてはなりませんが、指数関数的な社会変化が起こっている現代社会においてはこれがものすごく難しくなっているのが現実です。

つまり急激な社会変化の中で時代が次のステージに移りつつあります。

日本的経営三種の神器とは?

ビジネスの世界ではおなじみの日本的経営の三種の神器ですが、皆さんはご存知でしょうか?

テレビ、冷蔵庫、洗濯機・・・って思い浮かべた人もいるかもしれませんが、それは違いますからね(笑)。それは電化製品の三種の神器です。

正解は

  • 年功序列制
  • 終身雇用
  • 企業別組合

の3つです。

これは戦後日本が復興し、高度経済成長を経て世界第2位の経済大国(現在は第3位)にまで発展を遂げた日本の誇るべき企業制度です。

この企業制度は大量生産大量消費を良しとし、人々が

  1. 教育
  2. 仕事
  3. 引退

の順に同世代が一斉行進する「3ステージ」の人生設計をする高度成長の時代においては大きな力を発揮しました。

しかし、大きく社会が変革し、個人の価値観が多様化している現代社会においては日本の誇るべき従来の企業制度も時代にそぐわなくなってきているのも現実です。企業においても「成果主義制度」がどんどん導入され就職したら定年まで同じ企業で勤め上げるという「終身雇用」も影を潜めています。

つまり従来の「3ステージ」の人生設計から多くの人が転身を重ね複数のキャリアを渡り歩く「マルチステージ」の人生設計へのシフトをこの本の中では勧めています。

そこで今回はその必要性の高まるライフ・シフトの例を一つご紹介したいと思います。

情報ビジネス学科卒業の渡邉 由也さんの例

image2

渡邉 由也さんは社会人経験を経て情報ビジネス学科に入学してきました。私は渡邉さんが1年生の時の担任です。

渡邉さんはすごく優秀な学生で卒業後は株式会社マイナビに就職しました。とても大きな会社なので高校生のみなさんもよくご存じだと思います。しかも、同期が750人もいる中で営業成績が優秀で表彰されました。すごいです。

そして自らの経験を活かし、これからの人生を実現していく学生たちの就職支援の仕事がしたいという思いから神戸電子専門学校のキャリアセンターで今年の4月から働いています。

image1

~遊び心~Hackマインドの必要性

渡邉さんのように個人が自立的にキャリアのステージを変える生き方が主流となりつつあります。そんな時代がすでにやって来ています。

渡邉さんは現在「キャリアコンサルタント」の資格取得のため勉強にも励んでいます。本当にすごい事だと思います。私も長くキャリアを続けるために、新しいスキルを学ぶ姿勢を持ち続ける必要があると感じています。渡邉さんのような若者を見ていると日本の将来も明るいような気がしてきます。

しかし、人生100年時代ということは、渡邉さんのような若者の特徴である若さや、柔軟性、遊び心(Hackマインド)などを今後はすべての人達が生涯持ち続けないといけない時代に突入しているということでもあります。

生涯現役“そんな時代なのです。

~リカレント教育~学び直しの必要性

現在のような超高齢化が進む日本では、年金受給額の減少や終身雇用の見直しを避けることはできず、今後LIFE SHIFT(ライフ・シフト)の必要性は確実に高まってくると思います。

それは長寿化に伴い現役で働く期間が延びる一方、インターネットの発達やAI(人口知能)の台頭など環境変化が著しく、一つの分野のスキルで一生稼げる時代は終わりつつあるからです。

ですので現在は渡邉さんのように一度社会人を経験した方がさらに知識や能力を磨くリカレント教育の必要性が高まっています。リカレント教育働き方改革人づくり革命の中でも重要施策の一つとされており、義務教育や基礎教育を終えて労働に従事する職業人になってからも、個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶ教育システムのことを指します。

学び直しも大歓迎!~好奇心は長寿社会を生きる最大の武器~

情報ビジネス学科では社会人の学び直しも大歓迎しています。クラスの約30%くらいは既卒の学び直しの学生たちです。

彼らの学ぶ意欲の高さが、高校を卒業し入学してきた現役生たちにも良い影響を与えています。彼らの学び直しにかける意欲、好奇心には私も驚かされます。

変化の激しい時代です。学び直しに興味のある方がいらっしゃいましたらぜひ情報ビジネス学科のオープンキャンパスや体験授業に参加し相談してください。きっとお力になれると思います。

Date:

神戸電子の
情報ビジネス学科学科
についてもっと知りたい!

実践的なIT活用スキルを養いつつ、あらゆるビジネスシーンで活躍する人材を育成します。

学科紹介を見る (神戸電子サイト)

学科紹介イメージ
Info神戸電子からのお知らせ

Tagタグ

Teamライターチーム紹介

神戸電子オフィシャルSNS

オープンキャンパスなどの
誰でも参加OKの楽しいイベント
やブログの最新記事などお届けします!

ページの上へ移動