ゲームソフト分野で2年生を担当している生島です。
ゲームソフト分野は「ゲーム業界一直線!」を合言葉に、1年生の時からプログラミングに特化したカリキュラムを実践します。
また、1年次から作品制作に力を入れて取り組みゲーム業界への就職を目指すことになります。
神戸電子専門学校に入学してくる学生の大きな目標は「就職」です。
自分の希望する業界の、自分の希望する会社に、自分の希望する職種で就職するために入学してくるのです。
希望の就職を成し遂げるためのキャリアセンター
神戸電子では分野に関わらず、キャリアセンターが、就職に関するいろいろなサポートや指導をしています。
もちろんゲームソフト分野の学生たちも、就職活動の時期にはたくさんお世話になる部署です。
実は教員も積極的に就活に関わっている
ゲームソフト分野では学生の就職活動に関してキャリアセンターに任せっきりにするのではなく、かなりの範囲で独自のサポートをしています。
正直、そのボリュームと熱意、精度には自信を持ってます。
受験の入り口『履歴書』
ほとんどの会社で最初に提出する書類であり、すべての受験の入り口になります。
書式を守って記入することはもちろん、自己アピールするための自己分析の相談や、それを文章で表現した際の読みやすさや効果を考えて、何度も添削を重ねます。
今、プロとして活躍している卒業生も、何度も何度も書類チェックを受けに来た思い出があるはずです。
基礎学力とスピードを問われる『筆記試験』
就職活動の定番であるSPI試験に関しては、授業時間内でプリント演習を実施し、まずは自分がどの程度解けるのか、どの分野が苦手なのかを確認します。
苦手な分野がハッキリしたらそこを克服するために、放課後セミナーを実施しています。
問題を解くために知っておくべきことや、いかに短時間で問題をさばいていくかなど、試験でつまずかないための解説をしていきます。
その成果はキャリアセンターが実施する校内模試でハッキリします。
もともと就活本番に備えるための校内模試ですが、ゲームソフト分野の場合は事前に弱点を洗い出し、放課後セミナーにて対策した上での模試になるわけです。
これで終わりではありません。
ゲーム会社の筆記試験では「等加速度運動」などの、力学系の問題がよく出題されるのです。高校で物理を習った経験がない学生だと、その公式や解き方がわからないので対応できません。
そこでゲーム会社を受験する学生向けに、力学系の筆記試験に対するセミナーも開きます。
いい作品が作れても、筆記試験で不合格になると意味がないので、こういった対策も重要になってきます。
ゲーム会社ではほぼ必須『作品提出』
自分の実力が一番伝わるのが作品であり、技術面・アイデア面・完成度などを判断するためにほとんどのゲーム会社が提出を求めます。
おそらく一番時間をかけてサポートするのが、この作品部分です。
特に後期になると、昼休みや放課後だけでなく、すべての授業時間が学生の補習予約でいっぱいになります。
私のポリシーは
「作品の良いところも悪いところもストレートに伝える」
ことです。お世辞や情けはありません。
いざ企業に提出したときになって真実を知る方が残酷でしょうから、客観的に見た良い点・悪い点を正直に指摘するようにしています。
すべての会社が重要視する『面接審査』
業種・職種に関わらず、どの会社にも必ずあるのが面接審査です。
技術を誇る専門学校生も面接が苦手な人は少なくありません。
キャリアセンターでも毎年、面接練習をしてくれますが、ゲームソフト分野では10年以上前から分野内でも独自の面接練習を実施しています。
さらに、具体的な面接日時が決まりそうな時期になると、目標の企業に合わせた面接練習を何度も行っています。
夢を実現しよう!
授業さえ受けていれば就職できるわけではありません。
自分の実力を上げるとともに、それを判断してもらえる場に持っていく必要があるのです。
多くの在校生の憧れであるゲーム会社の内定を勝ち取った学生とは、先生全員との集合写真を撮るようにしています。
みんなもこの場所に立てるよう、がんばってください。
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