どうも!!グラフィックデザイン学科の担当教員の河田です。
グラフィックデザイン学科は、みなさんが普段目にしているチラシやポスター、パンフレット、パッケージなどの紙(印刷物)のデザインと、スマートフォンやパソコンで見ているWebサイトのデザインなどを勉強する学科です。
単に表面的にカッコイイものを作るだけではなく、お客さんの持つ課題を解決し、さらに実際にそれを目にしたり使ったりする消費者の心に響く企画・モノづくりを日々勉強しています。
SXSW向けにフライヤーを制作しました!
昨日のブログにて、グラフィックデザイン学科の2年生の藤本剛大君が提案したクロスメディアイベント「078」のロゴが採用されたことをお伝えしました。
その後、ロゴ制作の流れで、フライヤーのデザインの依頼を受け、制作することになりました。なんと、そのフライヤーはアメリカのテキサス州オースティンにて毎年開かれる「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)」にて配られるフライヤーだったのです!
SXSWについては、コチラの生島先生の記事をご覧ください。
「8万人がテキサスに!SXSWへ行ってきた!」
さて、これは依頼を受けた藤本君も「手に汗を握った」とのことでした。制作したフライヤーが海外で配られるとは思ってもみなかったと思います。
制作〜ブラッシュアップ
ターゲットはSXSWに訪れているお客さん。日本人だけでなく、当然海外の人もターゲットに入ってきます。今回もロゴの時と同じく、078のアートディレクターで、イラストレーターのJUNBOwさんに指導していただきながら制作を行なっていきました。
こちらは藤本君が描いたラフスケッチ。これをベースに「あーでもない、こーでもない」と言いながら進めました。
「海外の人にどうやったら日本の中の神戸の場所が伝わるだろう?」
「どうやったら078のイベントって何?というのが伝わるだろう?」
様々な意見を交わしながらようやくゴールが見えてました。
そして最終出来上がったデザインがこちら!
こちらが最終的に出来上がったフライヤーになります。
6種類の様々なジャンルが混ざり合うことを色で表現。海外の人から漢字のウケが良いことも予測して漢字で大きく「神戸」とし、日本地図も入れて、神戸が日本のどこなのかを表現しています。
制作したフライヤーはSXSWのトレードショーで出展していた「078」ブースにて配布されました。
また、オースティンの街中やトレードショーの会場でもあるコンベンションセンターの柱もジャック!
制作したものが海外で使われるという貴重な経験をしたのでした。
藤本君、制作、本当にお疲れ様でした!
078(ゼロナナハチ)
音楽×映画×IT×食×ファッション×子ども
新たなクロスメディアイベント“078”とは、都市生活の面白み、心地よさを追求する市民・クリエイター・エンジニアが集い、交わることで作り上げる参加型フェスティバルです。
2017年5月6日(土)〜5月7日(日)
①078Kobe エリア1
(東遊園地、神戸市中央区加納町6 )
②078Kobe エリア2
(みなとのもり公園、神戸市中央区小野浜町)
③078Kobe エリア3
(デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)、神戸市中央区小野浜町1-4)
※その他、三宮センター街等でも連携企画を開催予定
参加・観覧無料(飲食やプログラムで一部有料のものもあり)
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