作品と実績

3DCGアニメーション学科「学習成果物」をご紹介!

Blog: |

3DCGアニメーション学科「学習成果物」をご紹介!

3DCGアニメーション学科の教員の源田です。

3DCGアニメーション学科では、3DCGソフトMayaを使ってのモデリング技術習得や、動きをつけるモーション練習、AfterEffectによる動画編集の方法などを、就職に向け日々勉強しています。

3DCGアニメーション学科の作品制作とは

3DCGアニメーション学科はクリエイター職に就くのが目的の学科になるので、「作品を作る」、それも「3DCGを使って”短編アニメ”を作る」ということが大きな目標になります。

作る短編アニメの映像は、いわゆるCG映像というものです。特に注意しておくことは、レンズを通して撮影された実写映像はメインで使用しません。すべてコンピュータの中で作成されたものになります。これが大変なのです。

技術が進歩して、いづれ頭の中で想像したものが”形”になる日も来るかもしれませんが、まだまだ、イメージを形にするする作業は”骨”が折れる作業の連続です。

1898069_556023471171690_777717889_n
(作品は必ずプレゼン発表し、合評されます)Photo by Facebook

また、”成果物”といえば、コンテスト入賞、企業連携課題、コラボレーション作品などを想像されるかもしれません。が、これらは個々の学生たちが”課外”で取り組んでくれているもので、授業では取り扱いません。

正課授業では、2年間と限られた時間の中で”業界就職”を目指しています。
そのために、個人の技術レベルが分かる作品制作をカリキュラム成果としています。

前期、後期に1本づつ、年間2作品。この数は少ないのではと思われる方もいるかもしれません。実際に作業が始まると、シナリオ、キャラ設定、コンテ、モデリング、質感設定・・・、音入れ、合成、編集など、一人でこなすとなればなりません。気の遠くなる作業量にたじろぎます。

時間管理をしっかりと行うとともに、作品の質を上げるために研究と試行錯誤を繰り返します。華やかな映像の世界とは逆に、とんでもなく地味な世界です。

「学習成果物(学生作品)」をご紹介。

以下の映像では5名の作品をご覧にいただけます。
これらの作品は、この2月に行われた”Digital Works2015-2016”の中からダイジェストしたものです。

ご覧いただいように、多彩な作品群です。学科の育成ポリシーから、チーム作品はありません。個々に企画から仕上げまでを一気通貫で担当しています。

一通りの作業過程がわかることは、チーム制作の時にコミュニケーションのベースが整います。相手の気持ちや作業量が分かるので、協力する意識が持てます。そう、物事を俯瞰して見ることができることは重要な学びの要素だと考えています。

課題制作から見えてくる自分の将来像

皆さんは自分の将来像ははっきりしていますか?入学時に愕然とイメージしていた将来設計が、課題をこなす中から見えてきます。

3DCG関連の職種も細分化が進み、個々の特性を活かしたキャリア設計が可能になってきています。「将来はモデラーになりたい」「モーションデザインを担当したい」と職種へのこだわりを意識して作品を作れるようになります。1年生の春休みから、職種を意識した制作活動がスタートし、2年生の夏休みに、就活用のポートフォリオ(作品集)が完成します。

在学中の課題制作は、本校の場合”専門就職を目指す”、この一点にフォーカスされています。本校の3DCGアニメーション学科は、他校のような3年制、4年制ではありません。2年制です。スキルを学ぶのは1年で十分。もう1年あれば、業界就職するだけの作品を仕上げることができます。

業界への登竜門「Digital Works」

学期の終わりにある発表会は、ハレの場です。特に、年度末に行われるDigitalWorksという学内発表会は、「卒業・進級制作」も兼ねて切磋琢磨の集大成、プレゼンにも力が入ります。

14947_755448067895895_1966510887749651320_n
(プレゼン会場の様子。講評は)Photo by Facebook

今回ここで紹介した「Digital Works」で発表された学生作品、完成するまでには、挫けそうになる心を奮い立たせた学生たちの奮闘が背景にあります。そして、みんな口を揃えて「クラスの仲間、先生方が支えてくれた」と話してくれます。

上にある動画でご紹介した2年生は、すでに業界に就職して活躍してくれています。また、1年生は2年生になり本格的な就職活動をはじめ、全員早々と”専門職内定”をいただいています。

この発表会「Digital Works」は”業界への登竜門”と言えるかもしれません。興味のある方は、伝統のある課題制作に挑戦してください。

すでに、取り組んでいる在学生諸君は最後まで”誠実・努力”しましょう。


過年度の作品もご紹介しましょう。

Digital Works2014-2015ダイジェスト版

 

Digital Works2013-2014ダイジェスト版

もっと古いものもあります。(2002年以降のもの)
YouTUBEサイトへリンク(https://www.youtube.com/user/kobedenshi3dcg)

Date:

Tagタグ

Teamライターチーム紹介

神戸電子オフィシャルSNS

オープンキャンパスなどの
誰でも参加OKの楽しいイベント
やブログの最新記事などお届けします!

ページの上へ移動