
みなさん、こんにちは。
情報ビジネス学科担当教員の前田です。
情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。
リコージャパン株式会社様によるセミナー実施!
今回は情報ビジネス学科で実施したリコージャパン株式会社様によるセミナーの様子をご報告したいと思います。情報ビジネス学科ではお馴染みのセミナーとなっています。
過去のセミナーの様子は、以下のURLにも記事を掲載しているので、ぜひご覧ください。
https://blog.kobedenshi.ac.jp/campus-life/20220722business/
会社とは?
情報ビジネス学科の学生たちは2年間学んだ後、様々な会社に就職していきます。しかし、そもそも「会社とは?」と聞かれると答えに困るという方も多いのではないでしょうか?
会社法により設立された営利を目的とする社団法人で、「株式会社」「合名会社」「合資会社」「合同会社」の4種類があります。一番有名なのが「株式会社」ですね。
人類最大の発明と称される「株式会社」ですが、その起源は1602年に設立されたオランダ東インド会社であると言われています。歴史の授業で習いましたね。
ちなみに「オランダ」がポイントです。勘違いしている人が多いですが東インド会社はイギリス東インド会社、フランス東インド会社というように複数あります。テストに出るかもしれないので覚えておきましょう。
働くとは?仕事とは?
今回のセミナーでは「働くとは?」「仕事とは?」といった根源的な内容も学生たちに問われました。価値観は人それぞれですが、これから就職活動をする学生たちにとって一度は考えておかないといけない大切な質問です。
就職面接においても「学生と社会人との違いは何?」という質問は頻出です。これらの問いに関してもカテゴリー別に考えていきました。
どの会社に就職するかは学生たちにとって大きな人生の岐路となります。「会社を選ぶときの優先順位とその理由をしっかり考えましょう」とのアドバイスがあり、学びの多い有意義な時間となりました。
SDGsとは?
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2030年までに持続可能な社会を実現するために全世界で17のゴールと、それを細分化した169のターゲットから構成されている、地球上の誰一人として取り残さないための取り組みです。
現在はSDGsに関心を持ち、様々な取り組みをすることがとても大切な時代となっています。SDGsを経営の中心に据えたり、独自の取り組みをしている企業も多くなっています。
リコージャパン様も様々な取り組みをされており、今回は実例をもとに分かりやすく説明していただきました。
エシカル消費とは?
「エシカル消費」とは人や社会、環境に配慮した消費行動のことです。例えば必要以上に食料を買わないことは「食品ロス」の削減につながります。
森林資源や野生動物の保全に配慮した製品を選ぶことや、ペーパーレスに取り組むことなど身近な消費行動を見直すことで地球の未来は大きく変わってきます。
「エシカル消費」はSDGsを考える上で大切なキーワードです。すぐに行動に移すことのできる「エシカル消費」の具体例もたくさん教えていただきました。
就職対策にも!
SDGsについて知見を深めることは学生たちにとっては就職対策にもなります。面接試験でSDGsに関する質問をされることも多くなってきており、社会問題に関心を向けることの重要性が増してきていると感じます。
リコージャパン様のセミナーでSDGsについて学んだことが就職面接で役立ったという学生もいます。今やSDGsは就活においても1つのキーワードとなっています。
まずは自分でできることから!
マイボトルやエコバックを持参するなど個人でできる取り組みも数多くあります。今回のセミナーでは社会の問題に関心を向け、「自分にできることは何か?」を考える良き時間となりました。決して他人事ではありません。
一人一人では小さな取り組みであったとしても全体としては大きな効果が生まれます。まずは自分ができることから始めたいと思います。では、また。
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