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情報ビジネス学科  「ウェルビーイング」(well-being)に向けて! 弁護士による「労働問題・労働条件に関する啓発授業」実施!

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情報ビジネス学科  「ウェルビーイング」(well-being)に向けて! 弁護士による「労働問題・労働条件に関する啓発授業」実施!

みなさん、こんにちは。
情報ビジネス学科担当教員の前田です。

情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。

「労働問題・労働条件に関する啓発授業」実施!

今回は、弁護士(双花法律事務所)の今西雄介先生にご来校いただき、9月に情報ビジネス学科2年生で実施した「労働問題・労働条件に関する啓発授業」についてご報告したいと思います。7月には、同様の啓発授業を情報ビジネス学科1年生にも実施していただきました。以下のURLに1年生で実施した授業の様子を掲載しているので、ぜひご覧ください。
https://blog.kobedenshi.ac.jp/campus-life/20220706business/6

労働問題とは?

労働問題とは、過度の長時間労働や過労死、パワハラ・セクハラ等のハラスメント問題、不当解雇など職場で起こる様々なトラブルのことをいいます。近年、社会で大きな問題となっており、その対策が求められています。情報ビジネス学科では、単に学生たちの就職を支援するだけでなく、就職後も充実した社会人生活を送って欲しいとの思いから、「労働問題・労働条件に関する啓発授業」にも力を入れています。これらの取り組みは「ウェルビーイング」(well-being)にもつながります。

「ウェルビーイング」(well-being)とは?

学生たちが卒業後、就職するのは仕事を通して社会貢献し、充実した人生を送っていくためだと考えています。「ウェルビーイング」とは、このように充実した生活を送ることで、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることやその概念を指す言葉ですが、不当な労働問題などで学生たちの卒業後の人生が崩れてしまうのは教員として心苦しいです。ですので、もし万一学生たちが卒業後の就職先で不当な労働問題などに遭遇した時に、その対応方法を知っておいて、様々な問題を回避するための知識を身に付けることはとても重要なことだと思っています。

過労死等の労働問題を防ぐために!

今回、「労働基準法」や「過労死等防止対策推進法」といった法律による社会的セーフティネットについても学ぶことができました。実例をもとにブラック企業やブラックバイトの実態にも触れることができ、大変勉強になる内容がたくさんありました。まずは、そういった社会的なセーフティネットがあることや社会の実情を知ることが、自身の身を守る第一歩となります。

もし、解雇(クビ)と言われたら?

もし、みなさんが就職した企業で突然解雇宣告されたらどうしますか?賃金や休日、労働時間のことで不当な扱いを受けたらどうしますか?今回はこうした場面の対応方法や賃金や休日、労働時間等の法的なルールについても知ることができました。学生たちには、今後の人生に活かして欲しい知識ばかりでした。

命より大切な仕事などない!

最後に今西先生より、「命より大切な仕事などない!」とのメッセージが学生たちに送られました。困ったときには自分だけで悩まず、周囲の人たちに相談することも大切です。

労働者の権利(労働時間、給料、退職、簡単には解雇されないこと、時間外手当等)をしっかりと学んでおくことは自身の身を守る上で、とても大切なことだと感じました。「知らない」ということが不幸な結果につながってしまうこともあると先生はおっしゃっていました。

もうすぐ社会に出る2年生の学生たちにとって、今回の啓発授業は有意義な時間になったと思います。社会での生活は決して平たんなものばかりではないと思いますが、2年生の学生たちには卒業後充実した社会人生活を送ってもらいたいと思います。

情報ビジネス学科では今後もこのような啓発授業を継続して実施していきたいと思います。では、また。

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