
みなさん、こんにちは。
情報ビジネス学科担当教員の前田です。
情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。
神戸電子専門学校で秘書技能検定試験を受験!
今回は情報ビジネス学科のビジネスマナー教育についてお伝えいたします。情報ビジネス学科の学生はビジネスマナー教育の一環として秘書技能検定試験と全国経理教育協会主催の社会人常識マナー検定を取得しています。
今回6月19日実施の秘書技能検定試験を神戸電子専門学校で受験しました。神戸電子専門学校は秘書技能検定試験の会場校となっています。通常であれば外部の受験生の受入れも対応していますが、新型のコロナウイルスの影響のため、感染予防対策の上、今回は情報ビジネス学科の学生のみの受験となりました。
秘書検定問題にチャレンジ!!
秘書検定では、社会人なら誰でも備えておかなければならない基本的な常識を幅広く学ぶことができます。人材育成の観点からの出題も多く、「表情」「態度」「振る舞い」「言葉遣い」「話し方」などの知識を身に付けることで、相手に好印象を与えることができるようになります。
今回は社会常識として2つの「席次(座席の順序)」問題をご用意しました。車や列車、応接室など様々なビジネスシーンにおいて席次の知識は必要となります。社会人必須の知識ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
第1問:タクシーの席次(上位者から順に①~④でお答えください)
第2問:列車の席次(上位者から順に①~④でお答えください)
※答えは最後に提示させていただいています。ぜひご確認ください。
情報ビジネス学科の実践的ビジネスマナー教育!!
「インプット:アウトプット=3:7」がベスト!
情報ビジネス学科のビジネスマナー教育では単なる知識の習得だけでなく、実践力に重きを置いています。インプットだけでなくアウトプットすることで実践力は身につきます。実はインプットとアウトプットの比率は「3:7」がベストだと「アウトプット大全(サンクチュアリ出版 樺沢紫苑著)」という本に記されていました。ぜひ意識したいと思います。
●外部のビジネスマナー講師による名刺交換指導の様子
●テーブルマナー講師によるテーブルマナー講習会の様子
※以下の写真は新型コロナウイルス流行前に実施したものです
●企業様に向けた提案型プレゼンの様子
知識としては分かっていても、いざ実践となると難しくなってしまうことって実はよくあります。社会にでれば名刺を交換したり、会食をしたりといった場面も出てきますが、学生たちには情報ビジネス学科で学んだことを活かしてスムーズに対応して欲しいと思います。
秘書検定問題の解答
第1問解答
第2問解答
ビジネスマナーは「相手への思いやり」が基本!
答え合わせはいかがだってしょうか?「意外!!」と思われた方もいたのではないでしょうか。実は車の席次はタクシーや運転手付きの車の場合と自家用車などの場合では異なります。奥が深いです。
しかし、これらのビジネスマナーの知識は絶対的なものということでもありません。例えば足を悪くされている方やたくさんの荷物を抱えられた方を決まりだからといって車の奥までつめて下さいという訳にもいきませんよね。
このようなケースでは、奥ではなく手前に上位者の方をご案内する方が正解だったりもします。やはり相手の方を気遣える思いやりの心が基本にあります。ですので、社会では相手を気遣い、状況によって臨機応変に対応できる柔軟性が大切だと思います。
情報ビジネス学科の学生たちには相手を思いやることのできる社会人へと成長して欲しいと思っています。では、また。
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