
みなさん、こんにちは。情報ビジネス学科担当教員の前田です。
情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。
今回は、吉本興業所属芸人の藤田ゆみさんとお笑いコンビのフランポネさんを講師としてお招きし、情報ビジネス学科で実施した「漫才授業」についてご報告したいと思います。
目指せ!M-1グランプリ!! 吉本漫才授業
情報ビジネス学科では今回、M-1グランプリ挑戦企画として、1年生、2年生ともに5月~7月にかけて吉本興業さんと連携した漫才授業に取り組んできました。
1年生、2年生ともに全3回の授業構成となっており、1回目と2回目の授業はオンライン形式で漫才の技法について学び、3回目の授業は対面形式で学生たちが漫才を披露するという内容でした。
ビジネス学科にはプレゼンテーションやコミュニケーションといった授業があり、今回はその一環として取り組みました。
「お笑い」を通した「教育」!
藤田ゆみさんは「スペイン語大好き芸人」として活動されており、吉本興業で唯一スペイン語で漫才ができる芸人です。フランポネさんはマヌーさんとスイス人の奥さんのシラちゃんで結成されたコンビで「漫才で覚える日本語」といった授業などもされています。
ともにお笑いを通した教育活動を大学等でも行われており、幅広く活躍されています。
漫才にチャレンジ!!
1回目と2回目のオンライン授業では漫才の構成、ネタを学生自ら作成するワークショップ形式で行いました。デオチ、ツカミ、三段落ち、かぶせ(天丼)などのテクニックを伝授していただき、実際にコンビを組んでネタ作りに励むなど、漫才を通してたくさんのコミュニケーション技法を学ぶことができました。
3回目の授業となった当日は、学生たちは緊張感の漂う中、最高の漫才を披露しました。
各コンビが漫才を披露した後には、藤田ゆみさんとフランポネさんから適切なアドバイスがあり、学生たちは真摯に耳を傾けていました。
1人漫談で「すべらない話」も!
すべらない話を披露した学生もいました。プレゼンの授業と合わせて話の構成を組み立てました。テレビでは芸人さんが簡単にやっているように見えますが、実際にやってみるとすごく難しい体験でした。
やって良かった漫才授業!
今回の吉本興業さんとの漫才授業を通して学生たちは大きく成長したのではないでしょうか?当初は「なんで漫才?」という感想もありましたが、終了後の感想を聞くと、「すごく緊張したけど、やって良かった!」という感想がたくさんありました。漫才の奥深さを通じて、言葉を組み立てる難しさや、コンビ間での意思相通といったコミュニケーションの大切さにも気付くことができました。何より人前で話す「度胸」が今後に活きてくるのではないかと思っています。
終了後にインタビューを受けたコンビには安堵感と達成感がありました。
最後に・・・
今回の漫才授業を通して学生たちは、教科書からだけでは学べないたくさんのことを学ぶことができました。やはり何かしらの「体験」を通して学ぶことには大きな意義があると思います。今回の授業はなかなか経験することのない体験であり、他の人たちとは違う経験をしたということが今後大きな価値を持ってくるものと思っています。
学生たちには今後に活かしてほしいと思います。では、また。
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