
みなさん、こんにちは。情報ビジネス学科担当教員の前田です。
情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。
「ローン・クレジット」・「キャッシュレス社会」盛りだくさんのセミナー
今回は9月に実施した金融経済教育セミナーの様子を報告したいと思います。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社様による「ローン・クレジット」、三井住友カード株式会社様による「キャッシュレス社会」という2本立て、盛りだくさんな内容のセミナーとなりました。
「ローン・クレジット」セミナーの様子
前半のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社様による「ローン・クレジット」セミナーでは、生活に身近なローンとクレジットの仕組みについて分かりやすく教えていただきました。
そもそもローンやクレジットとはどういった仕組みなのか?という分かっているようで、分かっていないことって実はたくさんあります。講師の方の実務経験を通した説明は分かりやすく、学生たちにとって良き学びとなりました。
見破られやすい暗証番号のランキング紹介もありました。
絶対にこの番号にしてはいけません!!
「カードトラブル」について、身近な題材をもとにロールプレイング形式で学びました。
学生たちの思わぬ役者っぷりに盛り上がりました。
「キャッシュレス社会」セミナーの様子
後半の三井住友カード株式会社様による「キャッシュレス社会」セミナーでは、キャッシュレス社会の現状について詳しく教えていただきました。
「〇〇ペイ」が乱立していますが、キャッシュレス決済はすでに生活の一部になっています。クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー、QRコードなどキャッシュレス決済といっても実に様々なものがあります。
日本はキャッシュレス後進国?!
実は日本のキャッシュレス決済の比率は30%にも満たないそうです。お隣の国である韓国が実に100%近くキャッシュレス社会になっていることを考えるとかなり遅れている様に感じられます。
日本政府はマイナポイント事業などキャッシュレス決済を推進しています。一方で2024年に現在の紙幣が20年ぶりに一新されるとのニュースも話題になりました。
キャッシュレス決済を推進したいのか、現金決済に重きを置きたいのか矛盾を感じる部分もありますが、こういったことに疑問をもったりすることで社会の仕組みや現状がより分かっていくものと思っています。学生たちにはこういった視点もぜひ身につけてほしいと思います。
身近な話題に興味を持とう!
学生たちにとって今回の金融経済教育セミナーは面白かった様で、「リボルビング払いってなんですか?」といった質問も出ていました。今回のセミナーは学生自身の日常と紐付けやすかったので、学生たちも集中してセミナーを受講していました。
「リボルビング」もそうですが、普段CMなどでも日常的に耳にすることはあってもスルーしてしまっていることがたくさんあると思います。そのようなことに一歩立ち止まって「これってどういうことなんだろう?」という疑問をもつことの大切さを学べたセミナーでもありました。
学生たちには今回のセミナーで学んだ知識をぜひ日常生活で活かしてもらいたいと思います。
では、また。
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