
みなさん、こんにちは。情報ビジネス学科担当教員の前田です。
情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。
今回は2月に実施した、情報ビジネス学科の2020年度成果発表会・社会人交流会の様子を報告したいと思います。
今回の成果発表会では1年生は選抜された2チーム、2年生は5チームがプレゼンしました。合計15名の企業の方にプレゼンの審査をお願いし、上位5チームが表彰されました。
成果発表会実施
1年生は、就職サイト「はりまっち」様のご協力のもと、播磨企業の底上げ企画と致しまして、12月に2回にわたってインターンシップ合説に参加し、各企業様のプレゼンを評価するという企画を実施致しました。そして1月にビズスペース姫路にて多数の企業様を前に改善提案をプレゼン致しました。その経験を通して学んだことを発表しました。
2年生は企業コラボ企画と致しまして、加古川市にあるIT企業の株式会社ファインシステム様が携わられている市民マラソン大会の運営における課題解決に取り組みました。「大会満足度を上げる」「大会運営の人手不足の解消法」「マラソン大会参加者の増加」「大会の盛り上げ方法」「ボランティアの募集方法」の5つの課題に対しまして各グループに分かれ取り組んだ課題解決の内容を発表しました。
1年生の発表の様子
2年生の発表の様子
共創教育の実践
1年生も2年生も共創教育を兼ねた企業コラボレーションを実施し、幅広いビジネスシーンで求められる「課題解決能力」にフォーカスを当てた『実践型のグループワーク』で、実際の企業がどのよなことに困っているか、またどのような課題があるのかを把握し、思考のプロセスや問題解決に至るまでの試行錯誤を含め発表しました。学生生活の中で、これまで培ってきた様々なスキルと柔軟な発想力が試された取り組みとなりました。
学生たちのプレゼンを審査していただいた企業様からは、
「プレゼンをする上で最も大切なのはデータの提示」
「自分の主張をするためにはデータを示すこと」
「主観でプレゼンをしても主張は通らない」
「緊張もあるが、折角自分たちが時間を使って一生懸命調べたものなので発表を楽しむことも大切」
といった厳しくも温かいアドバイスをいただき、学生たちにとって大きな学びとなりました。
表彰の様子
今回の成果発表会では上位5チームが表彰されました。優勝は2年生Aチームが受賞しました。優勝チームは成果発表会の後取材を受けました。
2年生Aチーム
社会人交流会の様子
成果発表会後の社会人交流会ではお菓子やジュースを手にしながら、和やかな感じで時間が過ぎていきました。学生たちは企業の方からのアドバイスに真摯に耳を傾けていました。
企業の方からホットなお話があり、有意義な時間となりました。
企業の方から学生たちへにエール!
企業の方から学生たちに向けて熱いエールをいただきました。社会の第一線で活躍されている方のお話は心に響くものがありました。
今回の成果発表会・社会人交流会はあっという間に時間が過ぎていった感じがしました。やはり有意義な時間は時間が経つのが早いです。しかし、学生たちはこの日のために結構な時間をかけて準備してきました。その成果が発揮できたのか、できなかったのか各人が振り返ることに意義があると思います。1位~5位で表彰を受けたチームは立派だと思いますし、入賞できなかったチームはその悔しさをバネに次につなげて欲しいです。
2年生はもうすぐ卒業となります。企業の方と係ることで自分たちの未来像が少し見えたのではないでしょうか。1年生は今回選抜から外れて発表の場に立てなかったチームも含めて来年の成果発表会に向けて精進してもらいたいです。
企業連携は本当に学びになることが多いです。情報ビジネス学科は学内だけの学びではなく様々な連携を通して学んでいきたいと思います。では、また。
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