こんにちは。日本語学科の阿曽です。
日本語学科はその名の通り、留学生を受け入れ、日本語の勉強をしている学科です。中国・韓国・台湾・ベトナム・ネパールなど、様々な国からの留学生がいます。
さて、日本語学科では、学園祭、校外学習、歓迎パーティーなど年間を通して楽しい行事が盛りだくさんです。
楽しい遊びの合間にしっかり勉強もしています。勉強の合間に楽しい遊びがあるのです。
今回は真剣勝負の試験会場をレポートします。
留学生にとって大切な2つの試験
留学生にとって、大切な試験がふたつあります。ひとつが「日本語能力試験」。N1、N2、N3など聞いたことがあるでしょうか。JLPTと呼ばれ、一般的な日本語能力を測定します。数字が少なくなるほど難しくなります。日本語学科卒業までにN1を目指して頑張っています。
そして「日本留学試験」。日本留学試験とはEJUと呼ばれていて、日本の大学や専門学校に入学を希望する者に必要となる日本語力や基礎学力の評価を行うことを目的に実施する試験です。こちらの試験結果は合格不合格ではなく自己得点が表示されます。日本語400点満点のうち何点取れるかの勝負です。
今回レポートするのは「日本留学試験」
大学進学に向けてピリピリモードの学生や、自分の実力試しでリラックスモードの学生など様々です。
それでは、学生の声を聞いてみましょう。
笑顔がみられるテサンくん(右)。
「毎日学校が終わってから教室に残って三時間くらい勉強しました。今回の試験の結果で帰国するか日本の大学に進学するかを決めたいです。」
やる気みなぎるホアンくん(左)。
「日本語が勉強したくてベトナムから日本に来ました。今日の試験を頑張って大学に合格したいです。」
やや不安そうなズフォンくん(中央)。
「今日の気分は、まぁいいよ。」
朝から元気な三人組。
私「試験のために毎日どれくらい勉強しましたか?」
三人「…その質問は…言いにくいです…秘密です…言えません。」
大丈夫かぁ?!?!?!
さぁ、いよいよです。
糖分を補給する者、お腹が痛いとトイレに駆け込む者、静かに時を待つ者などなど。
それぞれの時間で待機します。
係員「それでは開場します。」
キター、その時が来ました!
みんな大丈夫だよ。
自分を信じてがんばれー!!
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