声優タレント学科の教員をしています、大橋です。
声優タレント学科では、アニメーションの吹替えやナレーションは勿論の事、昨年「紅白」に出場を果たした声優アイドルグループ“ミューズ”に見られる、歌(ヴォーカル)やダンスのトレーニング、さらにはいつでも人気声優としてラジオ番組に出演できるよう「ラジオDJ」の勉強や、いま話題の「2.5次元演劇」にも備え“舞台演技”のレッスン等々、極めてマルチなカリキュラムで様々な可能性を引き出すための授業が日々行われています。
神戸電子の声優タレント学科は、初心者からでも楽しみながら業界のアレコレを学ぶことが出来る…ってのが、大きな特徴のひとつ。
今回は、その中でも「声優演技」「キャリアデザイン」の二つから、ホットな話題を提供します。
ときめきRadio Days !
まずは、コレ…「声優演技」の前期中間発表として取り組んだ『ときめきRadio Days !』。
今日、人気声優さんの多くが、ご自分の「ラジオ番組」などを自ら手掛けていたり…と、マルチな才能が求められる事は、皆さんも知っての通りですよね。
でも、いきなり「構成台本」とか「Cueシート」を作るのは難しい…。
そこで、私たちはこれらのマニュアルを初心者向けに再構築し、2~3人一組になって「公開ラジオ」のシミュレーションをやりながら、オンエアの楽しさを体験するところからスタートします。
決まってるのは、制限時間と曲のみで トークの内容はチャート(穴埋め式)が半分と、全くのフリートークが半分のテキストをそれぞれの個性で楽しくおしゃべりするんです。
全2回シリーズで行った授業内発表でしたが、次第に輝きを放ち始めた新一年生たちを 見てるうちに、「アフレコ」の時とはまた違ったやりがいを感じ取ってくれたのかな… って、嬉しくなっちゃいました。
機会があれば、またチャレンジしてみたいな…って、思っちゃいました。
どきどきTalking Days
つぎはコレ、『どきどきTalking Days』。
声優さんは、「アニメ」の声を担当する以外にも随分と色んなお仕事をなさいますが、 イベントの司会者だってやっちゃいます。(あのカッコいい声で…)
そこで、今回は「キャリアデザイン」という一般教養や常識/素養を磨く必勝講座の一環として、「オリジナルブライダルプロデュース」ってのをやってみました。
題して『どきどきTalking Days』☚Talkは司会者が喋りまくるからですけど…、結婚式に司会者はつきものだし、冠婚葬祭の常識まで学べて、まさに一石二鳥かな…って思いまして―
新郎新婦は勿論のこと、それぞれの両親に親族から友人役まで、司会者以外にも色んな役の人が登場するんで、なかなかリアルでしたよ…子役の花束贈呈とか、友人役の余興とか、会社の上司役の人の祝辞…、最後は新婦役から両親へ”贈る言葉”まであったりして…
彼らも いつかは 誰かと結ばれる…。
でも、大事な晴れの日に「えッ!そんなマナーが必要なんだ…、知らなかった…」では済まされませんよね。
彼らには、立派な声優になるためにも、これから一般常識を学んで欲しいと考えてます。
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