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「先生前田のすべらない話」開催!

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「先生前田のすべらない話」開催!

みなさん、こんにちは。情報ビジネス学科担当教員の前田です。

情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。

今回は、私が担任を受け持っている情報ビジネス学科2年生の「ビジネスプレゼンテーション」の授業の様子をご報告したいと思います。

テレビのバラエティ番組に学ぶ!

みなさんは「人志松本のすべらない話」という番組をご存知でしょうか?
フジテレビ系列で放送される芸人たちによるトークバラエティ番組で、私も大好きな番組の1つです。適度な緊張感と面白い話のバランスが絶妙でとても楽しいテレビ番組ですよね。私も見るたびに思わず笑ってしまいます。

それと同時にプロの芸人たちの話術、話芸の高さにいつも感心してしまいます。「面白いなぁ~」と同時に「うまいなぁ~」が必ず実感できます。実はこの番組は話の構成や展開を勉強するのに無茶苦茶参考になるんですよ。

そこで今回、私が担当しているビジネスプレゼンテーションの授業内で、学生たち全員に「すべらない話」を披露してもらうという取り組みをしてみました。

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ビジネスプレゼンテーションの授業では、例えば企業の財務諸表を分析してその考察を発表させたり、自分の得意なことや他の人より深い知識を持っている事柄について人に教えるという体験をさせる「ティーチング」を取り入れたり、時事問題を切り取って発表させたりなどしています。企画書を作成して発表させることもあります。

そして必ず学生一人一人のプレゼンに対して良かった点、悪かった点を指摘(ダメ出しが多すぎると逆にお叱りを受けたこともありますが…)しています。
発表後はフィードバックとして

  • プレゼンを行うに当たっての工夫
  • プレゼン後の反省点・感想
  • 他の人のプレゼンを聴いて参考になったこと・自分のプレゼンに取り入れたい点

を書いたレポートを提出してもらっています。

スライドに頼らず、話術で勝負!

学生たちの発表を見ていてよく思うことの1つに「スライドに頼りすぎている」という点があります。

スライドはPowerPointで作成することが多いですが、ビジネス学科の学生には「MOSマスター」に認定されているほどOfficeソフトに自信を持っている学生が多くいます。
だからこそスライド作成に凝りすぎて、肝心の発表が疎かになってしまっている人がいるのです。

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しかし、今回はスライドや資料に逃げることは一切できません。頼れるのは自分の話術(べしゃり)のみです。
話の導入、展開、結論(オチ)といった構成を考え、最後のオチには笑いの要素を付加するという課題を学生たちに与えました。いわば、「先生前田のすべらない話」です。

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準備のために与えた期間は1週間です。1週間で人を笑わせることができる話を用意しないといけません。もちろん実話。作り話は不可です。
発表時間は5分~10分です。3分を下回った場合は評価点を付けないという独自ルールも付けました。

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学生たちは各々の過去を振り返り、ジェスチャーも加えながら「すべらない話」を披露していました。結構面白い話がたくさん出ていました。

実は今回私も「すべらない話」を披露するプレイヤーの1人として参加しました。
トップバッターとして披露した「親父、熱湯!」の題で一笑い取りました(笑)。興味のある方は是非オープンキャンパスや体験授業に参加して下さい。披露させていただきます。

「緊張したぁ~」との感想がたくさんありました。
人の視線を一手に浴びるというのはとても緊張するものです。その中で「すべらない話」をするという……なかなか大変です。

最後には受賞者も発表!

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彼らは今回の「先生前田のすべらない話」で「MVS(Most Valuable すべらない話)」に輝いた條谷君(写真左)と宮脇君(写真中央)。
そして「先生賞」の林田さん(写真右)です。
MVSはクラスの投票で選ばれましたが、今回は同票で2人のMVS誕生となりました。

條谷君は「部活の先輩と先生」の題でジェスチャーもうまく入れながらテンポよく話していました。
宮脇君は「水泳の練習」の題で大笑いをとりました。最後のオチが思いもよらない変化球で、たまらず笑ってしまいました。
林田さんは「サンドイッチの結末」の題でした。私自身の体験と重なる部分があって個人的にとても面白かったです。
MVSと先生賞に私のおやつをプレゼントしました。3人ともおめでとうございます!。

今回学生たちは「話をする」ということがいかに難しいかという体験ができたと思います。
内容はもちろんですが、話し方、表情、抑揚、テンポ、間、ジェスチャーなど、話し上手な人はこれらを巧みに操ります。
学生たちには今回の体験をぜひ今後に活かして欲しいと思います。

今回うまく話せず悔しい思いをしている学生もいると思います。
リベンジマッチとして後期のビジネスプレゼンテーションの授業で「先生前田のすべらない話2」を開催しようと思います。
学生たちの話術が今回とは比べ物にならないくらい上達していることを期待したいです。

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