ゲームソフト分野3年生担当の早原です。
先日から様々な分野より神戸電子専門学校学園祭の様子などがブログに掲載されていますね!
その学園祭で我々日本護身拳法部が創部1年目にして初の演武を披露しました。
演武の時間は約20分間ということでしたが、師範の吉永先生を交えて演武の内容を部員全員で考えました。それでは我々の初となる演武披露をご覧ください!
基本法形の披露
まずは基本となる形の披露から始めました。私も習い始めの頃は形の意義が全く分かりませんでした。こんなものなのかな~?と適当に考えていたのですが、習っているうちに形には基本となる様々な要素が含まれていることに気づきました。
例えばしっかり腰を入れて威力のある突きを打つ、しっかり相手の攻撃をかわしてから反撃に転じるなど、一つ一つの動作が重要であることが分かります。まだまだ完璧とは言えない形ではありますが、全員が号令に合わせてしっかり形を披露できました。
1対多人数を想定した演武披露
次は多人数に囲まれて掴まれたり、殴り掛かられたりしたときの対処法を披露しました。
二人に左右から両腕を掴まれ、正面から殴り掛かってこられたときを想定した演武です。正面からの攻撃を蹴りで倒し、左右から掴んでいる者を柔法にて投げます。
再度、正面から攻撃してくる相手を受け流して蹴りで反撃。さらに左右からの攻撃をさばいて投げ、正面から掴みかかってくる者を投げて終わりです。
女性による女性のための護身術
これだけではなく、女性部員による女性のための護身術演武も行いました。後ろから掴まれる、抱き付かれる、腕を掴まれる、胸ぐらを掴まれるなど様々なケースを想定し、10種類の技を披露させてもらいました。これらの技は全て力ではなく、体のさばきで投げているので力が弱い人でも練習をすれば簡単に投げることができます。
体の大小、力の強弱は関係なく、相手が倒れやすい場所に誘導して倒します。投げられた側からすると「気が付いたら倒れていた」という状態になります。
部員のみんなも習得には苦労している様子ですが、全員が楽しく練習をしています。
組手!ガチンコ勝負!
最後に男性部員による組手を披露しました。
組手披露はシナリオなしのガチンコ勝負です!
一瞬の隙をつき、突きや蹴りの間合いに入って一撃を入れる。
かわされたら反撃されるリスクもあるのでただ単に突いたり蹴ったりするだけではいけません。
お互いの動きを探り、呼吸を読み、そして自分の気が満ちた瞬間に攻撃に転じる!
最高の緊張感と興奮、達成感など日常生活では決して経験することのない勝負を味わうことができます。
その中で対戦相手のこともしっかり思いやることも非常に重要なことですね!組手はケンカではなくて、お互いの信頼と思いやりがあってこそ成立するものですからね。
日本護身拳法部は週2回練習を行っていますが、演武披露に向けて全員が一生懸命に練習をしました。学園祭当日は全員が楽屋前に集まり、「うわぁ~緊張してきた~!」とか言いながらも最終確認をしていた姿が昨日のことのように目に浮かびます。
全員が一つの目標に向かって練習できたことは我々、日本護身拳法部にとって大きな収穫でした。また、日本護身拳法部の練習成果を披露できたのも非常によかったと思います。
これからも部員一同、頑張ってもっといい演武が披露できるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。
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