
みなさん、こんにちは。情報ビジネス学科担当教員の前田です。
情報ビジネス学科は2年間で簿記、マネジメント実践、パソコンスキル、プレゼンテーション、ビジネスマナー、コンピュータ会計などを勉強します。事務、販売、営業などさまざまな職種に応用できるビジネススキルを学ぶ事ができます。
今回は2月に実施した情報ビジネス学科のテーブルマナー講習会について報告したいと思います。今回のテーブルマナー講習会は神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開催しました。
テーブルマナー講習会の会場である「天空」はシンプルな白を基調に上品な光沢感を散りばめた透明感とキラメキに満ちた空間でした。大きな窓から見える夕暮れ時のハーバービューはとてもきれいでした。
テーブルマナー講習会
情報ビジネス学科ではマナー・接遇教育にも力を入れており、「ビジネスマナー」の授業内では秘書技能検定試験や社会人常識マナー検定試験の取得が可能です。
テーブルマナー講習会はマナー教育実践の一環として毎年実施しています。ホテルのフランスコース料理を頂きながらナイフやフォーク、ナプキンの使い方や姿勢などについてマナー講師の先生に教えてもらいました。
●カリフラワーのムース 魚介のサラダ添え コンソメジュレ、小野菜を飾って
●パン・バター
●シーザー風スープ
●オマール海老と的鯛のポワレ 野菜の軽い煮込み スパイス風味
●牛フィレ肉のステーキ ソース・クレーム・ド・ムータルド クリームポテト 野菜のロースト添え
●ガトーキャラメル 季節のフルーツとバニラアイスクリーム添え
●コーヒー又は紅茶
マナー講師の先生には各テーブルを回りながら学生たちの質問に丁寧に答えていただきました。
フランス式とイギリス式
フランス式とイギリス式のテーブルマナーの違いについても詳しく教えていただきました。例えばスープの場合、フランス式は奥から手前にすくって飲むのに対して、イギリス式は手前から奥にすくって飲むようです。他にもフォークの使い方やパンの食べ方にも違いがあるそうです。結構奥深いです。ライスの食べ方もフォークの背に乗せて食べるものとのイメージがありましたが、フォークの腹で食べても大丈夫との話に「へぇ~」となる場面がありました。フォークの背に乗せて食べるのは昔の映画でそういう描写があり、イメージとして定着しているとのお話でした。
大切なのは相手への思いやり
マナー講師の先生から食事は心地よく食べるのが一番との教えがありました。あまり、マナーにこだわりすぎてもいけないし、ケースによっては一般的なマナーとしては間違いでも、お客様が快適に過ごされるのであれば、あえてマナーの原則を崩すこともあると言われていました。
大切なのは相手を不快にさせないという相手への思いやりです。マナー講師の先生からはたくさんのことを学ばせていただきました。
ありがとうございました。料理もとても美味しかったです。
ちなみに食事が終わった後のナプキンは綺麗にたたむものではなく、雑にテーブルに置いているのが正解だそうです。ナプキンをたたむのも忘れてしまうほど料理がおいしかったという気持ちを表すことになり、逆に丁寧にたたむということは、それだけの余裕があることになるので、料理に満足しなかったことを意味します。「へぇ~」ですよね。
さいごに
今回のテーブルマナー講習会も学生たちに好評でした。情報ビジネス学科では学生たちに様々な実践の場を提供しています。
もしビジネス分野に興味のある方がいましたら、ぜひオープンキャンパスや体験授業に参加してみてください。お待ちしております。
では、また。
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